この企画って何?
この企画は「1か月だけ、ルール固定で運用して検証する」連載です。
テーマ:ChatGPTが選ぶ「推し銘柄」は当たるのかを検証
期間:2026年1月〜12月、毎月1回(全12回)
やり方:月初に原則3銘柄を買い、途中で売らず月末に一括売り
条件:新NISA(成長投資枠)+SBI証券+S株(単元未満)中心、予算内で実行
成果物:毎月「選定理由→運用→損益→振り返り」を公開し、年末に総決算
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今週の30秒まとめ
結論:4月は守りを意識した3銘柄で入り、第1週は小幅プラスで始まりました。
数字:合計損益は +343円(+0.63%)。寄与トップはソフトバンク(9434)の +750円です。
来週:円安/金利/個別材料
4月は通信・保険・高配当の3本柱で開始
第1週はソフトバンク(9434)が全体をけん引
次の注目は東京海上ホールディングス(8766)の戻り方
4月に買った3銘柄と、AIが見ていた役割
4月に買ったのは、ソフトバンク(9434)100株、東京海上ホールディングス(8766)2株、JT(2914)3株です。 投資額の合計は54,338円でした。提示データの時点で、4月は「大きく取りにいく月」より、「崩れにくさを優先する月」と位置づけた形です。
結論:4月の組み合わせは、値上がり狙いを1本、安定役を2本という配分でした。
根拠:ソフトバンク(9434)21,130円、東京海上ホールディングス(8766)14,980円、JT(2914)18,228円で、配分比率はおよそ39%・28%・34%です。
ひと言:守り重視ですが、全部を同じ性格にせず、役割を分けた組み合わせでした。

ソフトバンク(9434)
AIが強めに見ていたのは、4月の上振れ候補です。
理由は2つあります。ひとつは本業の数字がしっかりしていたことです。ソフトバンクは2026年3月期第3四半期累計で、売上高5兆1,954億円、営業利益8,841億円、親会社の所有者に帰属する純利益4,855億円となり、通期見通しも引き上げました。もうひとつは、4月3日にマイクロソフトが日本でAI基盤への投資を拡大し、国内計算基盤の拡充でソフトバンクと協力すると公表したことです。AIの見立てとしては、「守りの名前なのに、短期の追い風もある銘柄」でした。
東京海上ホールディングス(8766)
AIが期待した役割は、急騰よりも下支えです。
東京海上ホールディングスは、2026年2月公表の3Q資料で、調整後純利益が9,845億円、11月公表の通期計画に対する進捗率は89%でした。あわせて、通期の調整後純利益計画は1兆2,300億円へ上方修正されています。さらに3月には、バークシャー・ハサウェイが2.49%を取得し、東京海上ホールディングスは既存株主の希薄化を防ぐため最大2,874億円の自己株買い方針を示しました。AIの読みとしては、「派手さは薄くても、業績と株主還元の両方で支えがある銘柄」でした。
JT(2914)
AIが見ていた役割は、値動きを安定させる土台です。
JTは2025年通期で売上収益3兆4,677億円、調整後営業利益9,022億円、利益4,991億円でした。2026年予想も、売上収益3兆6,970億円、調整後営業利益9,550億円、利益5,700億円と増収増益を見込んでいます。一方で、ロイターは加熱式たばこの税制変更が2026年の成長をやや鈍らせる可能性を伝えています。AIの見方は、「強く伸びる主役というより、相場が荒れても崩れにくい保険役」でした。

数字でまず答え合わせ
結論:4月の買い付け総額は 54,338円です。
根拠:21,130円 + 14,980円 + 18,228円 = 54,338円です。
ひと言:5万円台の予算でも、性格の違う3銘柄を組み合わせる形にはできました。
購入銘柄の内訳は次の通りです。
ソフトバンク(9434):211.3円 × 100株 = 21,130円
東京海上ホールディングス(8766):7,490円 × 2株 = 14,980円
JT(2914):6,076円 × 3株 = 18,228円
この時点のAIの予想をひと言でまとめると、
「ソフトバンク(9434)が上を取りに行き、東京海上ホールディングス(8766)とJT(2914)が土台を固める」でした。
この予想が第1週にどこまで当たったかを見ると、かなりそのままの形になっています。
4月第1週の運用結果
結論:4月第1週の合計損益は +343円(+0.63%)でした。
根拠:評価額 54,681円 − 投下額 54,338円 = +343円です。
ひと言:大きく勝った週ではありませんが、守り重視の初週としてはまずまずです。
ソフトバンク(9434):+750円
東京海上ホールディングス(8766):-494円
JT(2914):+87円
4月3日時点の終値は、ソフトバンク(9434)が218.8円、東京海上ホールディングス(8766)が7,243円、JT(2914)が6,105円でした。提示データの損益は、この終値を使うと一致します。

第1週の結果だけを見ると、AIの予想でいちばん当たったのはソフトバンク(9434)の役回りでした。
東京海上ホールディングス(8766)がマイナスでも、ソフトバンク(9434)の上げで全体をプラスに残せています。
値動きの主役は誰だった?
主役は、はっきりソフトバンク(9434)でした。 買値211.3円に対して4月3日終値は218.8円で、上昇率は約+3.55%です。東京海上ホールディングス(8766)は約-3.30%、JT(2914)は約+0.48%でした。

数字の並び方は、選定時の役割分担と近い形でした。
ソフトバンク(9434)は上に伸びる役、東京海上ホールディングス(8766)は今回は足を引っ張る役、JT(2914)は横で支える役です。
いちばん意外だったのは、守り寄りの月なのに、最初に目立ったのが通信株のソフトバンク(9434)だったことです。
AI関連の材料があるとはいえ、初週からここまで寄与が偏った点は、少し意外でした。具体例は、全体の+343円のうち、+750円をソフトバンク(9434)が稼いだことです。
動いた理由はこの3つ
1. 地合い
4月初旬の日本市場は、円安と金利の話題が強く、読みづらい空気が残っていました。ロイターでは、円相場の大きな変動に対して政府がけん制を強め、日銀の追加利上げ観測も意識されていたと伝えています。こういう場面では、通信、保険、高配当のような「急に崩れにくい」と見られやすい銘柄に目が向きやすくなります。
2. 個別材料
ソフトバンク(9434)は、業績の安定に加えて、マイクロソフトの日本向けAI投資拡大という新しい材料がありました。東京海上ホールディングス(8766)は、上方修正と自己株買い方針が支えです。JT(2914)は、業績見通しは強い一方、加熱式たばこの税制変更という慎重材料も残っています。3銘柄とも守り寄りですが、材料の強さは同じではありませんでした。
3. お金の流れ
第1週の結果を見ると、お金は「安心感のある銘柄」の中でも、追加の上昇材料があるところに寄ったように見えます。これは断定ではなく、本稿の集計からの見立てです。実際、3銘柄の中でいちばん材料が新しく、値幅も出たのはソフトバンク(9434)でした。
うまくいった点/危ない点
うまくいった点*
4月の組み合わせは、守り一辺倒になりすぎなかった点がよかったです。 安定型の中でも、ソフトバンク(9434)に短期材料が乗り、全体をプラスで始められました。
危ない点
一方で、初週のプラスはかなりソフトバンク(9434)に頼っています。
東京海上ホールディングス(8766)の下げが続くと、全体の余裕はすぐ薄くなります。JT(2914)は安定役ですが、大きく引っ張る銘柄ではないためです。
まとめると、4月の初週は「構成は当たったが、勝ち筋はまだ細い」という見え方です。
来週ここだけ見よう
**1. ソフトバンク(9434)が材料で上げた分を保てるか** 初週の主役だっただけに、失速するか、もう一段あるかは重要です。
2. 東京海上ホールディングス(8766)が戻るか
この銘柄が戻れば、4月の守り重視ポートフォリオはかなり形がよくなります。
3. 円安と金利の話題が続くか
相場全体が荒れると、守り寄りの3銘柄でも値動きは鈍くなりやすいです。
注意点(免責)
本稿は、提示データと公開資料をもとに、4月の運用内容を記録した検証記事です。 特定の銘柄の売買をすすめるものではありません。株価は短期で大きく動くため、同じ材料が出ても同じ結果になるとは限りません。




