この企画って何?

この企画は「1か月だけ、ルール固定で運用して検証する」連載です。
テーマ:ChatGPTが選ぶ「推し銘柄」は当たるのかを検証
期間:2026年1月〜12月、毎月1回(全12回)
やり方:月初に原則3銘柄を買い、途中で売らず月末に一括売り
条件:新NISA(成長投資枠)+SBI証券+S株(単元未満)中心、予算内で実行
成果物:毎月「選定理由→運用→損益→振り返り」を公開し、年末に総決算

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今週の30秒まとめ

結論:4月第4週は小幅に改善しましたが、まだプラス圏には届きませんでした。

数字:評価額は53,859円、合計損益は-479円(-0.9%)。戻りの主役は東京海上ホールディングス(8766)です。

来週:日銀/中東情勢/東京海上

3週目から+163円改善
4月の損失幅は少し縮小
月末はトントン近辺が本線

今週いちばん意外だった動き

今週いちばん目立ったのは、東京海上ホールディングス(8766)の反発です。

4月第3週までは、東京海上ホールディングス(8766)がポートフォリオの重しでした。
しかし第4週は、6,933円から7,176円へ戻し、全体の改善に最も貢献しました。

一方で、ソフトバンク(9434)は224円台から約220円へやや反落しました。
JT(2914)は5,800円から5,829円へ小反発です。

つまり第4週は、ソフトバンク(9434)が一服したものの、東京海上ホールディングス(8766)とJT(2914)の戻りで、全体が少し持ち直した週でした。

具体例は、評価額が3週目の53,696円から、4週目の53,859円へ163円改善したことです。

数字でまず答え合わせ

結論:4月第4週終了時点の評価額は53,859円、合計損益は-479円(-0.9%)です。

根拠:評価額53,859円 − 買付総額54,338円 = -479円です。

ひと言:まだマイナス圏ですが、2週目を底にして少しずつ戻しています。

4月の評価額推移は次の通りです。

1週目:54,681円
2週目:53,209円
3週目:53,696円
4週目:53,859円

2週目に大きく押されましたが、3週目、4週目でじわっと戻しています。
4月は「大きく崩れないが、強くも上がれない」月になっています。

4週目の銘柄別の動きは次の通りです。

ソフトバンク(9434):約224円 → 約220円
東京海上ホールディングス(8766):6,933円 → 7,176円
JT(2914):5,800円 → 5,829円

今週の改善は、東京海上ホールディングス(8766)の戻りが主因です。
ソフトバンク(9434)は一服しましたが、東京海上ホールディングス(8766)とJT(2914)が戻したことで、ポートフォリオ全体では小幅改善となりました。

今週の流れを“物語”で追う

4月第4週は、相場が完全に安心モードへ戻った週ではありません。 ただ、4月前半のような強い警戒感は少しやわらぎました。

背景には、日銀の4月会合で利上げが見送られるとの見方があります。
ロイターは、日銀が4月27〜28日の会合で利上げを見送る公算が大きい一方、6月以降の利上げ余地は残ると報じています。
Reuters:日銀は4月会合で利上げ見送り公算

また、4月の日本製造業PMIは4年ぶりの強い伸びとなりました。
ただし、ロイターは中東情勢による供給不安を見越し、企業が生産を前倒しした面もあると報じています。景気が全面的に強い、と単純には言い切れません。
Reuters:日本の製造業PMIが4年ぶりの強い伸び

原油価格も落ち着いたように見えて、まだ乱高下しています。
中東情勢、原油、円安、日銀のスタンスが、引き続き日本株の方向感を左右している状態です。

そのため4月第4週は、回復ではあるが、力強い回復ではないという見方が自然です。

1月〜4月を比べると、何が違うのか

ここまでの4か月を並べると、勝ち方と負け方の質がかなり変わっています。

1月は+6.3%、2月は+5.9%でした。
この2か月は、月末時点で3銘柄とも買値を上回る形でした。銘柄選定が当たっただけでなく、相場そのものも強かった月です。

1月・2月は、主力株や景気敏感株が買われやすい地合いでした。
そのため、ETF、トヨタ自動車(7203)、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)、三菱重工業(7011)などの組み合わせが相場に合っていました。

一方、3月は-9.4%です。
月末時点で買値を上回ったのはINPEX(1605)だけで、三菱重工業(7011)とアドバンテスト(6857)が重く、特にアドバンテスト(6857)の下落が全体を大きく押し下げました。

4月は、4週目終了時点で-0.9%です。
3月より損失はかなり浅くなっています。これは、ディフェンシブ寄りに切り替えた効果が出ていると見てよいです。

ただし、4月はまだ勝ち切れていません。
買値を上回っているのは実質的にソフトバンク(9434)だけで、東京海上ホールディングス(8766)とJT(2914)はまだマイナスです。

要するに、
1〜2月は「攻めが機能した月」、
3月は「攻めが裏目に出た月」、
4月は「守りは効いたが、利益化にはもう一歩届かない月」です。

値動きの主役は誰だった?

4週目の主役は、東京海上ホールディングス(8766)です。

東京海上ホールディングス(8766)は、6,933円から7,176円へ反発しました。
4月前半は下げの中心でしたが、4週目は戻りの中心になりました。

3月下旬には、バークシャー・ハサウェイによる2.49%出資と、東京海上ホールディングス(8766)による最大2,874億円の自己株買い方針が報じられています。
業績面でも、2月の第3四半期時点で通期見通しを上方修正しています。
Reuters:東京海上ホールディングスとバークシャーの戦略提携

ただし、買値7,490円にはまだ届いていません。
材料は強いものの、4月中に新たな大きな押し上げ材料が出ていないため、戻りはまだ途中です。

ソフトバンク(9434)は、4週目にやや反落しました。
それでも買値211.3円を上回っており、4月の3銘柄の中では最も状態が良い銘柄です。会社側の第3四半期では、売上・営業利益・純利益が前年を上回り、通期見通しも引き上げています。さらに、マイクロソフトが日本でAI基盤投資を拡大し、ソフトバンクなどと協力すると報じられた点も支えです。
Reuters:マイクロソフトの日本AI投資とソフトバンク協力

JT(2914)は、守り役ではありますが、上値は重いままです。
4週目は5,800円から5,829円へ小反発しましたが、買値6,076円にはまだ距離があります。S&P Global Ratingsは4月24日、JTの長期発行体格付けをA+からAへ引き下げました。ロシアとイラン市場由来の利益比率が高く、地政学リスクが財務安定性に影響すると見ているためです。
S&P Global Ratings:JTの格下げに関する発表

動いた理由はこの3つ

1. 日銀の4月利上げ警戒がやわらいだ** 日銀は4月会合で利上げを見送る公算が大きいと報じられています。 急な金融ショックへの警戒がやわらいだことは、日本株にとって小さな追い風でした。
Reuters:日銀は4月会合で利上げ見送り公算

2. 東京海上ホールディングス(8766)が反発した
4月前半に大きく下げていた東京海上ホールディングス(8766)が戻りました。
4週目のポートフォリオ改善は、この銘柄の反発が中心です。

3. JT(2914)の上値が重かった
JT(2914)は小反発しましたが、格下げ材料もあり、強く買い戻される動きにはなっていません。
守りの銘柄ではありますが、短期で全体を押し上げる力は弱いままです。
S&P Global Ratings:JTの格下げに関する発表

うまくいった点/危ない点

うまくいった点
3月のような大きな崩れを避けられていることです。 4月は4週目終了時点で-0.9%。3月の-9.4%と比べると、損失はかなり抑えられています。

また、4週目は東京海上ホールディングス(8766)が反発しました。
月末に向けて、まだトントン近辺まで戻す余地は残っています。

危ない点
4月はまだ、3銘柄そろって買値を上回る形にはなっていません。
プラス圏にいるのはソフトバンク(9434)だけです。

東京海上ホールディングス(8766)は戻していますが、買値7,490円まではまだ距離があります。
JT(2914)も5,829円で、買値6,076円には届いていません。

今の形をひと言でまとめると、
「守りは効いたが、勝ち切るには戻りが足りない」です。

来週ここだけ見よう

1. 日銀会合を無難に通過できるか
4月27〜28日の日銀会合は、月末の最大イベントです。 据え置きなら安心感につながりやすい一方、6月以降の利上げ示唆が強いと相場は揺れやすくなります。
Reuters:日銀は4月会合で利上げ見送り公算

2. 東京海上ホールディングス(8766)が7,300円台へ戻せるか
4月の損益を最も左右しやすいのは、東京海上ホールディングス(8766)です。
7,300円台に乗せられるかが、トントン着地への大きなポイントです。

3. JT(2914)がこれ以上重くならないか
JT(2914)は守り役として期待した銘柄ですが、格下げ材料で上値が重くなっています。
大きく戻せなくても、これ以上崩れないことが重要です。

月末の本線は、評価額53,900〜54,400円前後です。
買付総額54,338円に対して、ほぼトントンから小幅プラスまでが中心シナリオです。

弱気では、53,200〜53,700円前後。
強気では、54,600〜55,100円前後までの戻りを見ます。

免責

本稿は、4月第4週終了時点の運用結果を整理した検証記事です。 特定の銘柄の売買をすすめるものではありません。月末の見通しは、現時点の状況整理であり、将来の結果を保証するものではありません。

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