2024年、注目の仮想通貨プロジェクト「Worldcoin」が、ケニアでの運用を再開します。このプロジェクトは、OpenAIの共同創業者サム・アルトマン氏と物理学者アレックス・ブラニア氏によって立ち上げられました。ケニアでの初回導入時には、初週で30万人以上を登録するなどの大きな成功を収めましたが、データ収集と保管の方法に関する論争が発生し、一時的に運用が停止されていました。今回の運用再開は、ケニアの規制当局との合意に基づき、新しい規制に準拠する形で行われます。
Worldcoin to resume operations in Kenya in early 2024: report
さらに、Worldcoinはそのエコシステムにおいて重要な一歩となる「World App」ウォレットをローンチしました。このウォレットは80カ国以上で利用可能で、使いやすさを重視したシンプルなデザインが特徴です。現在のベータ版はPolygonネットワーク上に構築されており、フルバージョンはイーサリアムロールアップ上で展開される予定です。World Appは、USDC、DAI、ETH、WBTC、WLDなどの通貨に対応し、Uniswapが統合されているため、トークンの取引も可能です。World Appの主要な機能は、World IDの取得によって解放され、このIDを通じてさまざまなアプリケーションやサービスへのアクセスが可能になります。
Worldcoinプロジェクト自体は、世界中の人々に仮想通貨を配布するという壮大な目標を掲げています。この目的のために開発された独自の生体認証装置「オーブ」は、目の虹彩をスキャンして個人を識別し、Worldcoinを配布する仕組みを備えています。オーブによる認証は、ゼロ知識証明を用いてプライバシーを保護する形で行われます。
Worldcoinのケニアでの運用再開とWorld Appウォレットのローンチは、仮想通貨とテクノロジーの未来において重要なマイルストーンとなるでしょう。この両方の動きは、仮想通貨のアクセシビリティと普及を促進し、新しい可能性の扉を開くことに寄与しています。
全世界への仮想通貨配布を目指す「Worldcoin」がウォレットをリリース




