近年、AIツールが急速に普及しており、それは一般の人だけでなく、企業も業務効率化のために利用し始めています。私の勤める会社でも、先日、ChatGPTに関する説明会を開催しました。
AIの正確性は現在のところ、人々が求めるほどの高さには達していませんが、0から1を創り出す過程においてはAIは非常に優れていると感じています。AIは、創造力を必要とする作業を劇的に改善してくれます。
AIが活用できるシーンとして最も身近なものは何かと考えたとき、SNSのようなオンライン上でのコミュニケーションサービスにおける翻訳機能が浮かびました。すでに多くのサービスで翻訳機能は提供されていますが、通常は投稿画面をタッチして翻訳を選択することで利用できるものです。
しかし、もし翻訳機能を押さずに、世界中の言語で投稿されたものが自動的に翻訳されて表示されたらどうでしょうか。私たち日本人にとって、日本語の情報は1億3千万人分のユーザー数に過ぎませんが、英語圏になると人口は20億人にも及びます。世界中の人々が発信する情報が日本語で容易に読めるようになるだけで、受け取る情報量は飛躍的に増えるでしょう。
情報が増えることで、考え方の多様性が生まれ、新しい発見が期待できます。ニッチな分野でも、同じことを考える人が増えることで、情報発信者の数が増え、問題解決にもつながりやすくなります。
AIが人々にもたらす影響は、さまざまな分野に波及すると思われますが、まずは言語の壁を取り除くことで、多くの人々の考えや価値観に触れるハードルが下がるでしょう。今後もAI技術の進化が期待されます。




